お子さんの歯の健康面で最も気をつけなければならないのは、やはり虫歯予防です。もちろん歯磨きや甘味制限も大切ですが、最も重要なのはフッ素による虫歯予防です。世界で虫歯減少に最も貢献してきたものは、フッ素だとも言われています。国によっては水道水にフッ素が含まれており、知らず知らずのうちに虫歯を予防できるようになっていますが、日本ではそういった措置は取られておりません。そのため、定期的に歯科医院でフッ素を塗るようにしましょう。
虫歯になるには個人個人違った原因があります。例えばお口の中のミュータンス菌の数やむし歯にならない様に防御機能をはたす唾液の分泌量やその性能や、歯を溶かす酸が発生する飲食回数など、一人一人の原因があります。その原因を見つけて、治療後虫歯にならないお口にするのが歯科医院での予防です。